町の観光・特産物
ハンザケ
瑞穂町の誇る有名なものと言えば、なんといってもハンザケ(正式名称:オオサンショウウオ)です。このハンザケは日本の天然記念物にも指定され、全国各地で数が減っていますが、なんとここ島根県瑞穂町ではハンザケ(オオサンショウウオ)の生息密度日本一なのです。
川の中をのっそり歩いているオオサンショウウオ。体調は約1メートル。大きいですよね。
オオサンショウウオの体には斑模様があり、手や足にはちゃんと5本指がかわいくついています。
このハンザケ(オオサンショウウオ)のことを多くの人に知ってもらおうと、瑞穂町にはハンザケ自然館・ハンザケ観察舎があります。
ハンザケ自然館の外観です。中ではハンザケの生態を観察できるようになっています。
ぜひ一度、足を運んでみてください。
スキー・ゴルフ
瑞穂町は、四季が美しく空気・水の美しいところです。この自然を利用してスキー場・瑞穂ハイランド、山の美しさを利用したゴルフ場・水明カントリークラブがあります。
瑞穂ハイランド
水明カントリークラブ
特産物と朝市
瑞穂町は、米どころでもあります。なかでもコシヒカリは絶品です。また、特産物も販売しております。
道の駅瑞穂では特産物の販売コーナーが設けられています。瑞穂町特産の漬物や野菜、加工品(焼肉のたれやいちごジャムなど)、お饅頭やおこわなどの食品、地酒、工芸品などがあります。
4月下旬からから10月頃まで道の駅瑞穂まえの広場において早朝から朝市を行なっております。新鮮な野菜や魚、お菓子やお花などなんでもそろっています。瑞穂町の人の雰囲気を味わえます。一見のまたお買い物の価値ありです。
瑞穂町の歴史と文化
瑞穂町は弥生の昔から、人々が定住し歴史と文化を作ってきたところです。ここでは、簡単ですが瑞穂町の歴史を史跡を通しながらご紹介します。
歴 史
順庵原遺跡・・・前期弥生時代に発生した集落跡。かなり大規模なものだったのは土器片の分布状態からもいえる。弥生時代の前期から人々が定住していた事がわかる。また、この遺跡に限らず瑞穂町一帯は地層からも貝殻などが発見されるため、太古の昔は海であったと考えられる。
亀谷山八幡神社・・・二つ山城の氏神として、鱒淵の伊勢が丸に鎮座されていたものを城主のお国替えに伴い御神体を神輿に奉じて下山したとき、お伊勢さんが急に重くなり担ぐ事が出来なくなったので御神意を伺ったところ「この地におけ」とのお告げがあり、ここに残して行かれた。後に土地の人が社殿を造営した。
二つ山城址・・・築城貞応二年(1223)。石見の国で二番目に古い築城。落城は正平十六年(1361)。初代城主は出羽朝祐氏。朝祐氏はこの辺りの地頭であった。かなりの経済基盤を持っていたと思われる。この間に元寇の役が起こり、鎌倉幕府の滅亡、そして建武の中興、室町幕府の成立、南北朝時代などの歴史が動いた時期であった。中央政治の乱れによって地方も戦乱の様相を呈しており、宮家側か武家側かに始まり利権の争奪などが各地でおこなわれた。出羽氏もこの争いの渦中の中で、阿須那(瑞穂町の隣村)の高橋氏に攻められついに落城した。
出羽代官所跡・・・江戸時代に浜田藩の代官所が置かれていた。出羽組二十七カ村の年貢米を徴収し、組内の庄屋を監督した。現在も屋敷跡や墓所が残っている。
参考文献『瑞穂町誌 第1集 1964』
まげな |
おいしそう。上手に。 |
なば |
きのこ類の総称。 |
しゅわい |
しんどい。疲れた。苦しい。 |
○○しんさい |
○○しなさい。 |
たいぎい |
面倒くさい。 |
てごをする |
てつだいをする。 |
まめで |
元気で。丈夫で。 |
かずむ |
においをかぐ。 |
あずる |
難しい。手をこまねく。 |
やれん |
いけない。 |
いなげな |
あやしい。悪い。腹黒い。変な。 |
いごいごする |
落ち着きがない。 |
わや |
めちゃくちゃ。ちらかっている。 |
たまげる |
びっくりする。 |
こぐ |
取る。折る。 |
しばく |
たたく。 |
たいがたい |
はずかしい。 |
しごをする |
こらしめる。 |
はぶてる |
怒る。不機嫌になる。 |
かごむ |
かがむ。 |
などです。
この文章はどういう意味か考えてみてください。
今日はええ天気で、山になばをこぎに行ったら、下が滑って登るのにあずったわ。
「まめにはありんさるかな。」 「ぼちぼちやりよるが、はあしゅわいわ。」
「これをあげよう。」 「まあ、まげなみかんだのう。」
わかりますか?
正解は
今日はいい天気で、山にきのこを取りに行ったら、地面が滑って登るのが大変だったわ。
「お元気でいらっしゃいますか。」 「なんとかやっていますが、もうしんどいです。」
「これをあげましょう。」 「まあ、おいしそうなみかんだこと。」
こんな会話がされています。
神 楽
石見神楽は島根県西部地方(石見地方)に伝わる伝統的な神楽です。
今も各地で地元の方を中心に若い世代に伝承されています。
秋には広島県(安芸地方)の神楽団と共同で神楽大会などが催されています。
方 言
各地に必ずある方言。瑞穂町でよく使われている方言をご紹介します。
迫力のある神楽
鬼と神との戦いを表したものが多いです。
瑞穂の特産物です。
朝市の風景。
冬の二つ山城址